3月から発生している受信不具合についてのお詫び
いつもNFRSラジオをお聴きいただき、誠にありがとうございます。
現在、NFRSでは3月以降、放送の一時中断や再生不具合などが断続的に発生しており、リスナーの皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけしております。
この場を借りて、深くお詫び申し上げます。
原因として、番組配信サーバーやネットワーク設備の負荷上昇、
またアクセス集中などによるシステムトラブルが考えられており、
現在、外部技術協力のもと、安定化に向けた対策を進めております。
今回の不具合と今後の対策について図解を交えてご説明いたします。
【今回の不具合の原因について】
NFRSでは、Shoutcast形式という仕組みでラジオ配信を行っています。
これは、世界中のインターネットラジオで広く利用されている配信方式です。
しかし、この方式はhttps(暗号化通信)に対応しておらず、
そのままではブラウザで安全に再生できない場合があります。
そのため、NFRSではセキュリティ向上のため、
https対応のプロキシ(中継)サーバーを導入しリスナーの皆様へ配信を行っております。
これにより、公式ホームページのラジオプレイヤーからは安全に接続できる仕組みを用意しています。

プロキシサーバーは、リスナーの皆さまがブラウザから安全にラジオを聴くための中継地点ですが、
多くのアクセスが一度に集中すると混雑しやすいという特性があります。
そのため、接続が不安定になったり、音声が途切れるといった不具合が発生する場合があり、
今回の受信不具合もこの影響によるものと考えられます。
※NFRS独自で受信実験をしたところ混雑時プロキシサーバーでの受信不具合が確認できております。

※NFRS側からサーバーへの送信はほぼ正常なのですが、音声ファイルを保存しているクラウドフォルダや各番組の音源のやり取り等が煩雑化されており、契約している回線(1GB)では不安要素がぬぐい切れていません
プロキシサーバーの増強や切り替えについても検討しましたが、
その場合、サーバー運用費用が大幅に増加するほか、
各種ラジオアプリ(TuneInなど)への登録情報の変更作業に多大な時間がかかるため、
すぐに対応するのは難しい状況です。
【今後の対策について】
1.新たに「公式ホームページ専用のプロキシサーバー」を設置
→ リスナーさんがNFRS公式サイトのラジオプレイヤーを利用する場合、
専用のプロキシサーバー経由での受信することで、回線混雑の緩和を目指します。
(4月27日から実験的に実施しております)
2.ラジオアプリ向けサーバーとの分散化
→ 各種ラジオアプリ(TuneInなど)は、別のプロキシサーバーやアプリ側のサーバー経由で受信します。
これにより、公式ホームページ用とアプリ用で経路を分けて負荷分散します。
3.回線増強工事(5月中旬予定)
→ NFRSのマスタールームからShoutcastサーバーへの回線を強化することで、
配信の安定性そのものを高めます。

このたびは、配信の不具合によりリスナーの皆さまに多大なご不便とご迷惑をおかけしておりますこと、
心よりお詫び申し上げます。
安定した放送をお届けすることは、インターネットラジオ局として当然の責務と考えており、
現在、早期改善に向けて回線の増強や配信環境の見直しを行っております。
今後もリスナーの皆さまに快適にお楽しみいただけるラジオ局を目指し、
引き続き改善と運営努力を続けてまいります。
どうか変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

